Fandom


Leveled (レベルド) とは、キャラクターのレベルの増大依存するアイテム、敵NPCなどに用いられる用語。The Elder Scrolls シリーズでは主に The Elder Scrolls IV: Oblivion から導入された。The Elder Scrolls III: Morrowind では、オフィシャルプラグインである The Elder Scrolls III: TribunalThe Elder Scrolls III: Bloodmoon からこの概念が本格的に取り入れられた。難易度と高レベルのプレイヤーのみ報酬としてそれ相応のアイテムを受け取れるようにしておくために、低レベルのプレイヤーが、高品質の武器や防具をすぐに入手してしまう事態を防ぐ対処法である。

例えば、もしプレイヤーのレベルが10のとき、プレイヤーは Iron (鉄) クラスの武器や Hide (皮) レベルの防具をチェストから入手できる。プレイヤーのレベルが50になると、GlassDaedric 系クラスの武器防具を同じチェストから入手できる。

しかし、欠陥もある。レベルドアイテムはプレイヤーがそのアイテムに遭遇するまでレベルを保持し続ける。それ故、そのアイテムが今必要と分かっている場合を除き、最大レベルと最大のポテンシャルに到達するまでアイテムの取得を延期することがベストな選択となる。

このコンセプトは、ゲーム内で見つけることができるさまざまな武器に適用されている。例えば、SkyrimではChillrend は、Vanillaで入手できる最強の片手剣といわれている (Dragonborn では Miraak'Sword が最強)。しかし、これはプレイヤーのレベルが45以降になってからの話である。もしレベル45になる前に Chillrend を入手すると、Daedric Sword と同じ強さになり、さらにレベルが低い時期に入手すると、武器のダメージもさらに弱体化する。

これはゲームの最高の武器に関して非常に動的な状況を生み出す。プレイヤーは最高の武器をしきりに入手したがるものだが、 プレイヤーにとって可能な限り最高のものを入手するには、プレイヤーがDaedric の剣やのような鍛造できる最高の武器に出会うまでの間、かなり粘らなければならない。

クリーチャーとNPC 編集

VanillaThe Elder Scrolls III: Morrowind では、レベルが固定のため、プレイヤーが強くなるとほとんどの敵が弱くなりすぎてあっという間に難所だった場所を瞬殺でくぐり抜けることができる問題があった。しかも当時の Vanilla 版 The Elder Scrolls III: Morrowind には Respawn という概念が、街を守る Guard や荒野のクリーチャー以外には存在しなかったため、洞窟にいる山賊をすべて倒すとその洞窟には誰もいなくなる問題もあった。そこで拡張パック The Elder Scrolls III: TribunalThe Elder Scrolls III: Bloodmoon ではその問題を解消するために、プレイヤーのレベルが限界に達しても倒すことが困難な vanilla よりも非常に強力な固定レベルの敵を登場させている。

The Elder Scrolls IV: Oblivion では、ほぼすべてのクリーチャーやNPCのレベルが、プレイヤーのレベルに合わせて変動した。プレイヤーのレベルが一定以上に達すると、それ以上敵は強くならなくなる。そして革製の鎧しか装備していなかった荒野の山賊がいつのまにか Glass などの金のかかる強力で豪華な装備を身に付けるという不思議な現象を垣間見ることができる。

このレベル変動によって、レベル10くらいあたりで少々苦戦するが、ほとんどの敵を難なく倒せて退屈してしまうという問題もあった。そこで Oscuros Oblivions Overhaul のような、序盤から非常に手強いレベル固定の敵を混在させるmodが登場している (このmodの作者 Oscuro氏 ( Jorge Salgado 氏) は後に Obsidian EntertainmentFallout: New Vegasの開発に携わっている)。

Bethesda Softworks はこのような mod の影響を受けたのか、The Elder Scrolls V: Skyrim では、例えば Giant のように、序盤から瞬殺される可能性が高い非常に強力な敵にプレイヤーが簡単に遭遇できるようになった。これによって序盤から倒し甲斐がある敵と遭遇し、プレイヤーが序盤からどうやって戦略的に倒すかをある程度楽しみながら考えることができるようになっている。

特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。