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Siege Weapons (攻城兵器、包囲攻撃兵器) とは、The Elder Scrolls OnlineCyrodiil にて Alliance War (アライアンス・ウォー、同盟戦争) にてプレイヤーが使うもの。[1]

購入と使用法[]

Trebuchet (トレビュシェット、平衡錘投石機), Catapult (カタパルト、投石機)、Ballista (バリスタ)、Battering Ram (破城槌) を攻略で使用できる。[1] これらの攻城兵器は Alliance Points (アライアンス・ポイント) によって誰でも入手・購入できる。[2] Ram (破城槌) は機動性があり、Ballista (バリスタ)、Catapult (カタパルト)、Trebuchet (トレビュシェット) は、さらなる戦術のために再配備できるよう、配備した後で片付けることができる。[2] もし敵の包囲攻撃技師が殺されると、プレイヤーはその攻城兵器に火をつけて迅速に破壊することができる。[3]

実際の操作方法[]

実際に使用するには、包囲攻撃兵器を購入後にインベントリを開いて、「Q」キーを長押ししてクイックスロットを開く必要がある。そこから包囲攻撃兵器を左のクイックスロットへとドラッグ&ドロップしていく。そして、インベントリを閉じて「Q」キーを長押しすると先ほどのクイックスロットが現れるので、使用したい攻城兵器にフォーカスする。その後は、「Q」キーを押すとその場に攻城兵器が組み立てられる。

ただし、ほとんどの射撃系攻城兵器は、組み立てるときに、地面が平らであることと、他の仲間プレイヤーの攻城兵器からある程度距離を置いて離れていることが条件がある。

組み立て後の操作[]

攻城兵器を組み立てると、プレイヤーはその場で固定され、どこに向けて発射するかをマウスで指定できる。城壁や敵対プレイヤーを攻撃対象にできる。攻城兵器から離れるには Alt キーを押す。これで敵が接近してきたときに逃げることができる。「X」キーを押すと、撤去することができるが、撤去するまでに時間がかかり、敵に襲われる可能性がある。身の危険を感じたときは、「Alt」キーで逃げるのが望ましい。自分が組み立てた攻城兵器は、他の仲間プレイヤーが使うこともできるが、解体できるのは、組み立てた本人んだけである。


包囲攻撃兵器の種類[]

  • Battering Ram (破城槌) - 門の破壊に有用。[4]
  • Trebuchet (トレビュシェット、平衡錘投石機) - 要塞砦の防壁に対しての使用に最適。[4]射程距離はかなり長い。ただし再装填速度は低い。
  • Catapults (カタパルト、投石機) - 伝染病などのような影響と組み合わせることができる広域の包囲攻撃兵器。[4]
  • Ballistae (バリスタ) - 他の包囲攻撃兵器の破壊に有用 [4]。射程距離が短く、城壁の破壊には不向きだが、再装填速度は Trebuchet よりも高く敵プレイヤーへの攻撃にも使える。
  • Flaming Oil (煮え油) - 基本的には防御のみの包囲攻撃兵器。破城槌による攻撃に対する防御として利用できる。[4]防御用だが、敵対プレイヤーや敵対NPCが陣取っている旗の前で組み立てて攻撃に使用することも可能である。

弾薬の種類[]

射撃系の包囲攻撃兵器には、発射対象として城壁を破壊するのに適した岩石の他に、敵対プレイヤーにダメージを与える、炎、冷気、ショック系のもの、オイルをまき散らして敵対プレイヤーと城壁両方にダメージを与えるもの、動物の死骸を放り投げて敵対プレイヤーに伝染病を蔓延させる生物兵器型のものなどがある。弾薬と包囲攻撃兵器とは一体になっており、購入した包囲攻撃兵器ごとに異なる。

動物の死骸や冷気、ショックダメージ系の弾薬を備えた包囲攻撃兵器は、当然ながら城壁には大してダメージを与えられない。逆に、岩石を投げる包囲攻撃兵器は、敵対プレイヤーには大してダメージを与えられない。状況に応じて臨機応変に使い分ける必要がある。


包囲攻撃兵器のヒットポイント[]

包囲攻撃兵器自体には、ヒットポイントに相当する値が、プレイヤーの Health のすぐ真下に細い赤いバーで示されている。これは敵がその包囲攻撃兵器を攻撃すればダメージを受ける。その値が0になると包囲攻撃兵器は破壊され消滅する。また敵プレイヤーが包囲攻撃兵器に直接やってきて「E」キーで「Destroy」(破壊) すれば、火を付けて一瞬で破壊することができてしまう。火をつけたられたらすぐに仲間プレイヤーが消さないと完全に破壊されてしまう。

また、包囲攻撃兵器は、射撃すれば射撃するほど自動的にヒットポイントが減っていく。このヒットポイントは、攻城兵器を修理する Repair Kit (リペアキット) をクイックスロットにセットしておけば「Q」キーでいつでも修理できる。このリペアキットは、他の味方プレイヤーの攻城兵器の修理も可能。

敵の包囲攻撃兵器を破壊する[]

敵の包囲攻撃兵器を破壊するには、その包囲攻撃兵器を直接攻撃するか、包囲攻撃兵器に近づいて、「Destroy」と表示されるのでそこで「E」キーを押して火をつけることで可能になる。摩耗していない新品の攻城兵器に火をつければ、直接攻撃するよりも迅速に破壊できるが、火を付けて燃え広がるまでにやや時間がかかるため、近くに敵がいると、火をつけようとしている間に他の敵対プレイヤーに殺されてしまう恐れもある。敵プレイヤーも味方プレイヤーもそれを利用して攻城兵器を囮にすることができる。


Cyrodiil争奪戦に向けて包囲攻撃を行っている様子[]

この動画から上記の包囲攻撃兵器が使われていることがわかる。Trebuchet (トレビュシェット) で城壁を破壊している様子や、Battering Ram (破城槌) で城門を破壊している様子が映し出されている。


トリビア[]

  • 実在した Batteriing Ram (破城槌) も、主に城門や城壁を破壊するのに使用された。古代ローマ帝国時代には、槌で城壁を破壊する兵士達を矢や油などの攻撃から守れるよう、小屋のような形をした破城槌が登場した。トレイラーによるとTESOでも屋根つきの小屋型の破城槌で城門を破壊するシーンが登場している。
  • 実在した Flaming Oil は、「煮え油」と呼ばれ中世ヨーロッパの攻城戦において、はしご等を使って城壁を乗り越えようとした敵兵や、城壁を破城槌で破壊しようと下にやってきた敵兵に高温で熱した油を上からふりかけて撃退するために使用された。
  • 実在した Ballistae (バリスタ) は巨大なクロスボウのような形状であった。古代ローマ時代にはバリスタを小型化したスコーピオンという兵器も登場した。
  • 実在した Trebuchet (トレビュシェット) は、錘と梃子の原理を使用していたので、弾力を使用していたカタパルトよりも射程距離が長い攻城兵器だった。しかし組み立て不要でやや機動性があるカタパルトと違い大型だったので、砲撃する前に地面に固定して時間をかけて組み立てる必要があった。
  • 古代ギリシャには、破城槌と城攻塔とバリスタとが合体したようなヘレポリスという攻城兵器が存在した。
  • 実在した Catapult (カタパルト) は、石や火気だけでなく動物の死骸を城に向かって投げつけて防御側に伝染病を蔓延させる生物兵器としても使われた。TESOではそのような要素もゲームで再現しようとしていると見られる。

参考文献[]

  1. 1.0 1.1 The Elder Scrolls Online The Alliance War
  2. 2.0 2.1 April 22, 2013. The Elder Scrolls Online Ask Us Anything: Alliances at War
  3. September 9, 2013. The Elder Scrolls Online Ask Us Anything: Variety Pack 7
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 23 December 2013. The Elder Scrolls Online. Ask Us Anything: Cyrodiil
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