Skyrim.esm とは The Elder Scrolls V: Skyrim の本体となる ESMファイル。Skyrimで使われるすべてのesp/esmファイルのマスターファイルでもある。Creation Kit ではこれをベースに拡張したプラグインESPファイルを作っていく。
Mod ファイルのロード順[]
Skyrim.esm はMod やオフィシャルプラグインを導入するとき、必ず一番最初にロードされる。 BOSS でもロードオーダーでは必ず先頭に来るようになっている。
マスターファイル[]
基本的にSkyrim.esm は他のesp/esmファイルで最も頂点にあるマスターファイルである。原則としてこの Skyrim.esm ファイルが他のesp/esmファイルをマスターにすることや他のesp/esmファイルをマスターにすることはない。Update.esm がこの Skyrim.esm をマスターファイルにしている。
stringファイルとの関係[]
Skyrim.esm には各言語につき対になる以下の3つの string ファイルがある。これらのファイルは Data/Strings ディレクトリに配備する。これらのファイルにテキスト情報が存在し、Skyrim String Localizer のようなツールで翻訳や日本語化のときに利用することができる。
ファイル | 説明 |
---|---|
Skyrim_English.string | アイテム、魔法名など |
Skyrim_English.dlstring | ゲーム内の書物やテキストなど |
Skyrim_English.ilstring | NPC との会話情報など。 |
公式パッチのアップデートの影響[]
公式パッチがアップデートされても基本的に Skyrim.esm が変わることはほとんどない。代わりにSkyrim.esm をマスターファイルとしている Update.esm がその役割を担う。
クリーニングはしない[]
Skyrim.esm は Dirty Edit を消すためのクリーニングをしないことが推奨されている。Creation Kit Wiki で紹介されている TES5Edit による mod クリーニングガイドでもクリーニングしてはならないと指南している。