The Elder Scrolls Wiki
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Bethesda-creation-kitTES5Edit
タイプ Modツール、クリーニング、メンテナンス、解析
Description Mod の esp/esm ファイルの解析、Dirty mod のクリーニングなどができる
バージョン 3.0.31EXP
製作者 ElminsterAU
Download
TES5Edit (Skyrim Nexus)
有用なリンク
SkyrimのMod使用法
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TES5Edit (テスファイブエディット) とは Mod の esp/esm ファイルの解析、Dirty mod のクリーニングなどができるツール。

概要[]

このツールを使うと The Elder Scrolls V: SkyrimThe Elder Scrolls IV: OblivionDirty mod と呼ばれる Mod の esp/esm ファイルをクリーニングすることができる。また各 mod espで変更されたレコードを確認することもできる。Dirty な mod をクリーニングすればespファイルが少し軽くなり、CTDしにくくなる可能性がある。Modder が常日頃から自分の mod をクリーニングしておけばそのような心配はほとんどないと言えるが、BOSSが通知するように、VanillaSkyrimDLCでさえクリーニングが必要な esm ファイルが存在している。しかもOblivion ではクリーニングが必要な mod が膨大に存在しているのである。クリーニングについての詳細は外部サイト Creation Kit Wiki にある解説ページ TES5Edit クリーニングガイド を参照すること。それだけでなく、TES5Edit では mod のバグ検出やどの mod のデータがどの modを上書きしているかを確認するのにも役立てることができる。

さらに、ファイル名 TES5Edit.exeTES4Edit.exe などのようにリネームすれば The Elder Scrolls IV: Oblivion などの他のTESシリーズやその他の特定のゲーム用にも使うことができる。また TES5View.exe にリネームすればばったく別のコンフリクトディテクタとして使うことができるなど、かなり万能といえるツールである。詳細は #ファイルのリネームと別のプログラム の項を参照。

インストール[]

ダウンロードしたファイルを解凍して抽出した TESEdit.exe を適当なディレクトリにコピーするだけでインストールは完了する。ただし、Modクリーニングを実行する場合は頻繁に起動する可能性があるのでデスクトップなどにショートカットを作っておくと良い。下記のように Wrye Bash から起動することもできる。

Wrye Bash との連携[]

Wrye Bash の画面下部のアイコン一覧に TES5Editのランチャーを追加することができる。追加するには、Skyrim をデフォルトの場所にインストールした場合の例として、以下のディレクトリに TES5Edit.exe をコピーする。

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrim

v301 の Wrye Bash ではこれで Wrye Bash を再起動するとランチャーに「Edit」というアイコンが追加され、それでTES5Editを起動できる。

v300以前[]

もし、v300までのWrye Bash を使っているときは、以下のように、bash.ini ファイルを修正する必要がある。Wrye Bash をデフォルトの場所にインストールした場合の例として、以下のディレクトリ

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrim\Mopy

bash.ini または bash_default.ini というファイルがある。bash.ini が存在しない場合は bash_default.ini ファイルを念のためバックアップとして残しつつ bash.iniにリネームしてから以下の行を見つける。

;sTes4EditPath=Tes4Edit.exe

この行から先頭のセミコロンを外して TES4Edit.exeTES5Edit.exe にリネームするか、新たに以下の行を適当な場所に追加する。

 sTes4EditPath=Tes5Edit.exe

これで Wrye Bash を再起動すると「Edit」というアイコンが追加され、それでTES5Editを起動できる。 注意 : この設定は Wrye Bash v.300 を基準に説明している。Wrye Bashをv301以上にバージョンアップすればこのbash.iniの設定は不要である。

使用法[]

一番簡単な使用方法は使用パターンが決まっている自動クリーニングである。クリーニングが必要な ModBOSSが通知してくれる。Skyrim 本体に含まれている Update.esm や公式DLCDawnguarddawnguard.esmHearthfireHearthFires.esm ですらクリーニングが必要だとBOSSが通知してくれる。

BOSS との連携と実行[]

BOSSを実行すると、実行結果ログHTMLに、クリーニングが必要な Mod が表示されれば、それを通知してくれる。

BOSS通知機能に関する注意[]

この通知機能は、クリーニングが必要な Mod の esp ファイルのCRCを基準にしているので、すでにespファイルを日本語化している場合やクリーニングをしている場合、Creation Kit などでespファイルに変更を加えている場合はCRCが変わってしまうのでBOSSには無視されてしまう点に注意しなければならない。そのような場合を配慮して esp/esm ファイルはNMMBAINなどのツールを活用してオリジナルのファイルのバックアップを常にとっておくことが望ましい。

クリーニング[]

Skyrim_Mod_Tool_TES5EDIT_Cleaning_your_mods

Skyrim Mod Tool TES5EDIT Cleaning your mods

TES5Editによるmodをクリーニングする方法の解説動画

TES4Edit と同様、コミュニティが積極的にクリーニングが必要なModを探しておくことで今後徐々にBOSSがクリーニングが必要な Mod を通知してくれる可能性がある。ただしModderが自分でModをクリーニングしてからリリースしている場合は、ユーザがわざわざその Mod をクリーニングする必要はなくなる。


Skyrim_Mod_Tool_TES5EDIT_Cleaning_your_master_files_(REVISED)

Skyrim Mod Tool TES5EDIT Cleaning your master files (REVISED)

TES5Editによるマスターファイルをクリーニングする方法の解説動画

これ以上の詳しい使用方法はここでは割愛する。Creation Kit Wiki にはTES5Editによる mod をクリーニングする方法を解説した記事が下記のリンク先に日本語版で紹介されているので、詳細かつより複雑な使い方はそちらを参照すること。

Merge_Patch

Merge Patch

マージパッチを作成する方法について解説している動画

ファイルのリネームと別のプログラム[]

実行ファイルである TES5Edit.exeTES4Edit.ext にリネームすればThe Elder Scrolls IV: Oblivion用に使うことができる TES4Edit に様変わりする。また TES5View.exe にリネームすればTES5Viewというグラフィカルなコンフリクトディテクタに様変わりする。このように TES5Edit は万能なツールである。具体的に変化対象のツール名とファイル名を以下に列挙する:

ファイル名 ソフトウェア名 解説
TES5Edit.exe TES5Edit The Elder Scrolls V: Skyrim 対応。標準名称。
TES4Edit.exe TES4Edit The Elder Scrolls IV: Oblivion 対応版TES5Edit。TES4Editになる。
FO3Edit.exe FO3Edit Fallout 3対応版TES5Edit。
FNVEdit.exe FNVEdit Fallout: New Vegas対応版TES5Edit。
TES5View.exe TES5View Skyrim対応のグラフィカルなコンフリクト・ディテクタ
TES5Trans.exe TES5Trans Skyrim対応。ローカライゼーション、デローカライゼーションエディタ

日本語化パッチを使用する際の注意事項[]

esp/esm ファイルを使用する Mod によっては有志翻訳によって日本語化パッチが提供されているものがある。このようなパッチは、差分パッチとして exeファイルだけが提供されているものがある。このような mod のespファイルは、日本語化とクリーニングを同時に行いたければ、クリーニングをする前に必ず日本語化パッチを適用しなければならない。さもないと、クリーニングしたことでespファイルのCRCが変わってしまい、CRCの値でパッチを適用できるファイルを検出している日本語化パッチを実行することができなくなってしまう。日本語化パッチが、Skyrim String Localizer で読み取れる SSLXLTN ファイルを用意している場合はexeファイルの代わりにそれを使っていつでもesp/esmファイルに取り込むことができるのでクリーニングしてから日本語化してもこのような心配をする必要はない。

互換性[]

バージョン 3.0.29EXP, 3.0.30EXP は パッチ 1.9 以降に対応している。

トラブルシューティングなど[]

関連項目[]

外部リンク[]

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